ボルダリングでは、手汗でホールドを掴み損ねることのないようにチョークを使いますが、それでも手汗が出る量の方が多くて困っているということはないでしょうか?
チョークにも種類はいくつかありますが、最もメジャーなのは白い粉ですね。
成分は炭酸マグネシウム。
チョークはその吸水性の高さゆえ、クライミング中に出る手汗を吸い取り、ホールドから手を滑らせるのを防いでくれます。
しかし、チョークそのものは手汗を抑えてくれるわけではないので、ボルダリングをしていると何回もチョークを手につけないといけなかったりしますよね。
基本、1トライごとにチョークを付けなおすと思います。
しかし、特に手汗がひどい人にとっては悩みのたねになっているようで、毎回のボルダリングで手汗ビチョビチョになるという人が愛用しているのはPD9 クライミング液体チョークです。
こちらは、液体チョークになっていて、手が真っ白にならないし飛び散らないということで人気のあるもの。
しかも、数敵垂らすだけで十分な滑り止め効果が出ます。
一方で、手汗を止めるわけではないので、それでも効果が・・・という人もいますが、そんな人は手汗専用の制汗剤をあわせて使っておくとよい。
手汗専用で汗が出るのを防ぐので、より滑ることを防ぐ効果が期待できますよ。
手汗用の制汗剤を使うメリットは持続性
手汗専用の制汗剤は市販品でもいくつか販売されていますが、クロルヒドロキシアルミニウムが配合されているものであれば、繰り返し使うことで手汗がほとんど出ない状態にすることが可能です。
つまり、持続性が期待できるということです。
クロルヒドロキシアルミニウムには汗腺を塞ぐ物理的機能があり、繰り返し使うことで汗腺から汗が出てくるのを持続的に防ぎます。
よくあるワキ汗用のスプレー制汗剤でも主成分として使用されています。
ただ、手にスプレーは使いにくいので、手汗にはスプレータイプよりもよく塗りこめる液体かジェルタイプのものがおススメです。
インターネット通販でよく売れているものに、フレナーラという手汗専用の制汗剤がありますが、こちらも主成分はクロルヒドロキシアルミニウムになっています。
手汗専用の制汗剤は、毎日数回の使用が好ましいとされます。
手汗専用の制汗剤なら持ち運びが楽
制汗剤選びでは商品サイズも重要です。
持ち運びするのに体積が大きいと邪魔になりますので、できるだけ小さいサイズのものを選ぶとよいかも。
また、スプレータイプのように缶のものは、夏の車の中に置きっぱなしにしてしまったりして破裂する危険性もありますし、あまり持ち歩きたくはありません。
できれば、プッシュ式で出る液体タイプかジェルタイプにしておきましょう。